今日は拙作のVSCode拡張機能Japanese Word HandlerのVSIX形式パッケージを作成し、GitHubで公開した。
Visual Studio Codeは海外製テキストエディタなので(?)日本語かな漢字混じり文での単語の扱いに難がある。具体的には、Ctrl+Rightで次の単語にカーソルを移動させると、段落末尾までジャンプしてしまったりする。英語を念頭に「単語間には空白文字がある」という考え方で作られているからなのだけれど、設計の是非はさておき、ユーザーとしては日本語のMarkdown文書を編集したりする際に結構なストレスを感じてしまう。ということで、ずいぶん前に勉強がてら日本語の単語を少しマシに扱うように改善するVSCodeの拡張を開発していた。
で、とりあえず自分で使う分にもストレスというほどストレスが無い程度には改善されるので満足していたのだけれど、会社で使おうとしたらプロキシーの関係でVisual Studio Marketplaceに接続できないらしく、インストールできない。ということでオフラインインストール用の.vsix
形式のパッケージを今日作成した。こちらはGitHubのRelease機能でダウンロードできるようにしてある。
この拡張を開発したときVSCodeは0.10だったけれど、今は1.11だ。早いものだなぁと思う。その間に拡張機能の開発環境周りにもアップデートがあったらしく、昔のソースを今の最新のVSCodeで開いてデバッグ実行させたところエラーになってしまった。そのため、拡張機能そのものとは無関係なプロジェクトのメタ情報の修正をいくつか実施したのだけれど、案の定というか手順や概念を忘れていて手こずってしまった。たまにやらないと忘れるんだよね、とは言っても実質アップデート内容が無いのにバージョンアップするのは、何だか気が進まない。ま、毎回思い出しつつやることにしようかな。