2018年12月20日現在、Windows上で構築したAnacondaまたはMinicondaなPython環境でOpenCVを使うには、以下の方法があるようだ。
pip
コマンドでopencv-python
をインストールpip install opencv-python
conda
コマンドで、conda-forgeからopencv
をインストールconda config --add channels conda-forge # 過去に実行したことがあれば不要 conda install -c conda-forge opencv
以前はMenpoプロジェクトの方々がメンテしていたバイナリパッケージを使うことが一般的だったらしく、conda install -n menpo opencv
といったコマンドラインが紹介されているWebページもある。しかし、どうにもメンテが止まっているようなので避けた方が良さそう(Python 3.4用までで更新が止まっている)。
ちなみに自分はpip
を使う方に落ち着いた。とは言っても特別に推奨するほどの理由は無い。単に、かつてconda-forgeからインストールした何かのパッケージがバグっていて苦労した経験からconda
で標準チャンネル以外を使いたくないだけ。なおOpenCVのインストールにだけconda-forgeを使えば良いんじゃないかと思って試したけれど、conda-forgeと標準チャンネルとの各種パッケージのバージョン違いが頭痛の種になりそうなので早々に諦めた。conda-forgeを使うなら、全面的にconda-forgeを使うようにした方がよさそうだなぁと思っている。
ともあれ。最後にopencv-python
という素晴らしいパッケージを公開・メンテナンスしてくれているOlli-Pekka Heinisuo氏に感謝。